川や沼での撮影がしたいけど、いきなり本番は怖い…。
今回は、自宅のお風呂で水中撮影の実験をしてみました。
使用したのはアクションカメラと水中ライトを組み合わせた簡易リグです。
濁りは草津温泉の濁りタイプの入浴剤を使用しました!
実験してみると、水中撮影ならではの課題がかなり見えてきました。
水中ではWi-Fiがほぼ使えない
まず驚いたのが、Wi-Fi通信の弱さです。
Osmo Actionを沈めると、ほんの20cm程度でも接続が不安定になりました。
水は2.4GHzや5GHzの電波を非常に吸収しやすく、特に水中では急激に減衰します。
実際に試してみると、
- 水面近く → 接続可能
- 完全に沈める → すぐ切れる
- 少し離す → ほぼ通信不可
という結果でした。
水中ドローンなどが有線接続を採用している理由がよく分かります。
入浴剤を入れると視界が激変
次に、入浴剤を入れて濁り環境を再現してみました。


すると、ライトを点灯した瞬間に画面全体が白っぽくなり、視界がかなり悪化。
これは「バック散乱」と呼ばれる現象で、
- 水中の微粒子
- 小さな泡
- 懸濁物
にライトが反射し、その光がレンズへ戻ってしまうことで発生します。
川や海でも同じような現象が起きるため、水中撮影では大きな課題になります。
このあと悩みながら長風呂になりました💦
強いライトが逆効果になることも
今回使用したライトはかなり明るかったのですが、近距離では逆に強すぎました。
特に、
- 白い浴槽
- 水面
- 入浴剤の粒子
に反射してしまい、白飛びが発生。
水中では「強いライト=正解」ではなく、
- 光量を下げる
- カメラから離す
- 斜め方向から照らす
ことが重要だと分かりました。
水中ライトの配置を改善したい
今回のリグは左右アーム構成で制作。
方向性としてはかなり良さそうでした。
ただし、ライトがカメラに近すぎたため、粒子への反射光がレンズへ戻ってしまいました。
改善案としては、
- ライトを左右30cm以上離す
- 少し前方へ出す
- 被写体を斜めから照らす
- 水面へ光を当てない
という方法が効果的そうです。
水中撮影は「距離」が超重要
今回の実験で一番感じたのは、水中では距離による劣化が極端だということ。
空気中では気にならない距離でも、水中ではすぐに見えなくなります。
特に濁った環境では、
- 30cm
- 50cm
離れるだけでもかなり視界が悪化します。
そのため、水中撮影では
- 超広角
- 被写体へ近づく
- 短距離撮影
が基本になりそうです。
まとめ
今回のお風呂実験だけでも、
- 水中Wi-Fiの弱さ
- ライトの反射問題
- 濁り環境の難しさ
- 水中での光の扱い
など、多くの発見がありました。
今後は、
- ライト位置の改善
- 水面反射対策
- 水中での安定姿勢
- 有線モニタリング
なども試してみたいと思います。
水中撮影、想像以上に奥が深いです・・・
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